
ホテルから徒歩10分にある國前寺(こくぜんじ)に行ってきました。
國前寺は暦応3(1340)年、安芸の国を訪れた宗祖日蓮の弟子、日像が尾長山の麓で草庵を営んでいた真言の僧、暁忍と出会い、この時日像に師事した暁忍坊によって開かれ、はじめ、暁忍寺と称したが、江戸初期の明暦2(1656)年に二代藩主、浅野光晟とその夫人自昌院の帰依により、菩堤寺となり、自昌山國前寺と改めた。またこの寺は三次市に伝わる化物語の主人公、妖怪退治で有名な稲生武太夫が妖怪の大将からもらったばけもの木槌が伝わっています。
山門の前に二葉の里の散歩道案内や他の七福神めぐりのルートがあります。
山門を通過しますと本堂が見えます。
階段を上がると右に手水舎
左には鐘楼があります。
さて鐘楼の手前にお目当ての七福神の大黒天があります。
頭に着けた頭巾は「上を見ない」という謙虚さを、また三つの米俵は「三俵で満足する」という欲を張らない清廉な心を示しています。
穀物の神さま、農業の神さまで、富をもたらす神さまです。
本堂の手前に「広島市指定保存樹」があります。
保存樹とは、「都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律」(昭和37年法律第142号、略称:樹木保存法)に基づき、地域における自然景観の形成に寄与している、健全で、かつ、樹容が美観上特に優れている樹木や樹林を、保存樹・保存樹林に指定・公表するとともに、所有者(管理者)の保存に対して支援を行うことにより、樹木・樹林の保存を行っています。
本堂です。
本堂は寛文11年(1671)、庫裏はそれより僅か前に完成したもので、ともに国指定の重要文化財です。本堂は、二重寄棟造本瓦葺で下重が素木造であるのに対し、上重は壁から柱や軒まで全体を漆喰で塗り篭められています。また庫裏は、切妻造本瓦葺の屋根を二段に葺く、錣葺(しころぶき)と呼ばれる形式となっています。
庫裏(くり)です。
見た目はそこまで古く見えません。漆喰を直しているからそう見えるのかもしれません。
さ~まだまだ七福神めぐりは残っています。次はどこに行こうかな~m(__)m
山門の後ろを撮って帰社します。
投稿者 支配人 佐藤
店・スポット名 | 國前寺 七福神:大黒天 |
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カテゴリー | 観光名所 |
ジャンル | 寺 |
エリア | 広島市東区 |
住所 | 広島市東区山根町32-1 |
電話番号 | 082-261-4578 |
営業時間 | |
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